痔の症状
痛い!裂け痔・切れ痔の症状
痔には、いろいろな種類があります。「裂肛」の症状が軽度であれば、軟膏を塗ることで対処できますが、悪化すると簡単には治らなくなります。裂肛の場合は恥ずかしがらないで早めに病院へ行って診察を受けましょう。
裂肛は一般に裂け痔や切れ痔と呼ばれている疾病で、排便時に出血や激しい痛みを感じます。便秘や下痢が発症の原因とされていて、便秘と下痢では発症の仕方が異なってきます。便秘の場合は排便時の便の硬さのために肛門上皮が切れてしまって出血がおこるのです。
下痢の場合は大腸菌などによって肛門粘膜が炎症を起こし、弱くなった粘膜部が下痢の激しい勢いの便によって裂けるのです。便秘になりやすい状態というものがあり、女性の出産時がそういった状態になります。出産後の便秘と、出産時のいきみは切れ痔になる原因ですので注意が必要です。
排便時に激しい痛み伴うせいで、切れ痔の人はついついトイレにいくことを躊躇ってしまいます。そうなってくると便はますます硬くなります。より激しい痛みを伴うような裂肛の悪化を招くことがあります。硬い便の対応は食生活の改善と生活のリズムに注意することでしょう。軟らかい便になれば排便も楽になります。便意が軽くてもすぐに排便できるようになるでしょう。